2012年01月12日

強い筋肉とは

唐突だが質のいい筋肉について。

普通に考えて、どういったものが質のいい筋肉といえるだろうか?

筋トレで鍛えたむきむきのマッスル?
ううん・・・確かに重いものを持ち上げたりするにはいいのかも。

柔軟性に富み、しなやかな細マッチョみたいな?
うん・・・それは必要だけど、十分ではないな。

というわけで、私なりの結論であるが
「脳から伝達された命令をすばやく処理できる筋肉」
が、理想の筋肉ではないかと考える。

そんな筋肉を身につけるには、通常のトレーニング法ではダメ。

でも、わりと簡単な事。

回数でなく、時間を第一に考えてトレーニングする事だ。

ダンベルカールを30回!ではなく、30回を何秒でできるか?に変える。
そうしたら、次はかかった秒数内で回数を増やすように努力していく。

別の例としては、20メートル走。何秒か?をチェック。
のち、同じ秒数で20メートル以上走れるようにしていく。

こういった方法は、脳内のリミッターを解くのに非常に適している。

さらに言えば、年をとってからも能力アップできる。
年をとると、とても50メートルを全力で走りきることは困難になるが
10メートル走であれば、誰にでも可能なことだ。

回数を決めてトレーニングすると、どうしても自己満足してしまう。
そして、限界を見つけてしまうのだ。


スピードを鍛える。
肉体的な速さだけではなく、脳や神経にスポットをあてれば
内面的な速さでカバーできる。

相撲取りと立ち会うことを想像してみるといい。
絶対に勝てるはずはない。
筋トレだけでは超重量級の体当たりを抑えることは物理的に不可能。

だが、「脳から伝達された命令をすばやく処理できる筋肉」があれば、
相手のパワーがピークに達する前に、これをよける、あるいは制することもできるはず。

武術が目指すものとは多少ズレがあるが
こういった側面をおざなりにしていると、実践格闘家に勝つことはむずかしいだろう。
(あくまで、フィールド内の話であるが)

怖いのはパワーより、スピードなのだ。注 パワーはスピードあってこそという意見はちょっと置いておく。

そして、古来、武術はパワーもスピードも超越したものを目指したはず。
身体の奥に隠れた根元的なもの(可能性)を動かすと、それが術になった。

単純に身体に負荷をかける運動ではない。
身体を鍛えすぎると、実は心にも身体にもあまりいいものではない。
でも、術を磨くことは、身体にも心にもとても良い。

小学生の頃から、妄想追求してようやく術の外観を捉えつつある。
いつかは興味ある人に分けていきたいものだ。
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2011年12月01日

臨書

臨書という耳慣れない言葉があります。

どういうものかというと、名家の碑帖(書のお手本)を無我無心で真似ることをいいます。
さらに、お手本と自らの字が融合して、お手本から離れていき
自分の字が確立するまで書くのです。

これを黙々と繰り返す事によって、古典のもつ理であったり、法をつかみ、感じ
本質に近づいていく・・・。

これとは別に「目習い」というのもあって
目でお手本を何度も追ってみる。
擦れや欠けにも先人への想いを馳せ、本質を探るのだそう。

あの有名な良寛さんも臨書を好んで「秋萩帖」という手本を徹底的に真似たといいます。
まさにこういった方法が「稽古」であり単なる「practice」とは異なるものです。

書き直しの利かない書の世界。

武術愛好諸氏にもちょっとした参考になるかもしれませんね。

最後に良寛の辞世の句がまたいい味出してます。

「散る桜 残る桜も 散る桜」
なんか、いいでしょ?

ちなみに私は字が下手です。
posted by 快傑ビシット! at 22:15| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月19日

空気投げのお話。初歩の初歩。

ではいきなりだが空気投げについて。

空気投げといえばやはり三船十段!
類似なもの?に一条直也の真空投げというものがあった。
あと、ドカベンの岩鬼が中学生のとき、講道館に殴りこんで
「わいに6段をよこせ!」と、達人に襲いかかり見事に返り討ちにあった技が空気投げ。

空気投げ・・・まことにロマンあふれる技である。
男なら誰しも憧れたんじゃなかろうか。
その空気投げの秘密の一端をここに解き明かそう!というのが
今回の目玉である。←自分で言ってちゃ世話ないが。

空気投げは、気で人を飛ばすとか、超能力的なものでは決してない。
実に合理的かつ、巧妙な技術なのである。

今回ここに記す内容は、特に大事なポイントではあるが
これだけでできるようになるわけでもないということを断りながら進めていこう。

まず、自分の足をみていただきたい。
踵に手をふれ、足の外側に沿いながら小指まで手を動かしてみる。
そのまま、足の親指まで移動。

なんのこっちゃかもしれないが、柔道の(昔日の)重心移動はこのラインを重要視する。
つまり、踵から側面、小指→親指まで成人男子なら約三十センチもの距離がある!という事に着目してもらいたい。

足裏を転がすように移動させる・・・かつての柔道、柔術はこう言っていた。
踵から、親指まで直線に移動させるよりも、踵→足外側→小指→親指と移動させたほうが
距離を稼げるため、流れるようにして技を決めることができる。

距離があったら、対応されてしまうのでは?と疑問に思うかもしれないが
ここが面白いもので、相手の予測をはずしながら重心を静かに早く移動させるので
気がつかないのだ。

実際、本当に稼ぐのは距離ではなく「時間や間」なのであり、
相手の感覚をごまかすためのもの。
この間の感覚がないと、瞬発的な技となり力任せのパワー柔道になってしまうのだ。

こんな考えにいたったのは、実はずっと昔、ジャッキーチェンの「酔拳」で足の底面を動かしながらふらふらと動くあの動きがきっかけだった。
まったく畑違いの分野から
足裏の重心移動の大切さを知るヒントを得たのだから面白いものである
・・・と、自分で言ってみる。

で、実際に使うときの一例。

右前隅に崩すなら、相手の体重が右足外側にかかるように誘う。
それを相手の右足爪先に体重が移りかかるようにして崩す。
すると、相手の左足が浮き気味とるため←これが一番のポイント!
右足を前に進めることができなくなる。
完全な崩しの完成である。

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2011年09月14日

感覚というものの危うさ

人の持つ感覚のいい加減さについて書いてみたい。

いい加減というのは、実は「いい」「加減」でもあるので決して悪いことではないが
今回は適当という意味で・・・と思ったら、
これもまた「適する」に「当たる」わけで、日本語はなかなかに難しい。

ちなみに「やぶさかでない」という言葉があるが
本来は進んで行なうときに用いる言葉。
なんか渋々同意して協力する・・・みたいに捉えられていることが多いけどね。

とまあ、どんどん話がずれていくのは、いつものことと思いねえ。

では、人の感覚が出鱈目だと(そうでもないんだけど)する
最大の原因は「言語」であると断言してしまってもいい。

すぐに言葉に置き換えて「わかった気になる」からだ。

たいていの場合、それは何も分かっていない。

簡単な例で説明すると
たとえば柔軟体操の立位体前屈を思い浮かべて欲しい。

その際、指先を床につけようとがんばる。
するとほとんどの人は膝の裏の筋に痛みを感じる。

実際には尻の筋肉や腿の筋肉、ふくらはぎにも抵抗があるはずなのに
それを感じることは少ない。

大きな痛みが小さな痛みをかき消してしまうということ。

股関節を柔らかくすれば、簡単に地面に手がつくはずなのに
膝裏の筋ばかり気にしてしまう傾向がある。

で、股関節を柔らかくする体操が有効なのは当たり前なのだが
実は気の持ちようで身体はかなり柔らかくなる。

まず、曲げる側とは反対側(背中や尻)が透明な膜に覆われていて
それが風船を膨らませるときのように拡がっていくというイメージをもつ。

そして、身体が曲がることを許す。←これ重要。

あと、視線の安定が大事。
視線の先に目標を定めると、自然とリラックスするものなのだ。
最初は、足先30センチ、次に10センチ、そしてつま先に・・・と視線を変えていけばいい。

それでも床に手がつかない人は私の所にきなさい。
ちょっと、身体に触ってあげるだけで、固い人でもすぐに床に手がつくようにしてあげます。
女性の方が特に歓迎です←結局それかい!

視線ついでに言いますと、
人というのは物を見ることに意識は向きますが
見られることには慣れてませんよね。(芸能人などは別として)

それは毎日がネットや携帯、本、テレビ、ゲーム、女漁りなど
自分を中心に見ることに主眼を置いているからで
だから、人と目を合わせるのが苦手という人が多いのは当然のことなんですね。

これを克服するには
常に、目にいろんな事象が入りこんで来ているということに気付くのが先決。
集中して見るもの以外は視界に入っていない毎日を過ごしている・・・これは、言い換えると
外の情報を受け取る見方をしていないということです。

ですから、人と目を合わせるときも「その人を見る」というよりも
「相手の視線を受け入れる」感覚でいると
異性に対しても緊張しないですむかもしれませんな(^^ゞ

まあ、最初に感覚を言語で理解しようとするからダメなどといっておきながら
延々と文章にしてしまうあたり、私のいい加減さが出てますな(^^ゞ

で、最後のあがきのようにもう一言。
目の使い方で、さらに焦点を合わせず広角で、さらに目の緊張もなければ
心の奥底も垣間見られてしまうかも!という恐れで
「参りました!」となるかもしれないわな。
posted by 快傑ビシット! at 22:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月18日

反作用の怖さ

八極拳とか、心意六合拳のような強力な打撃力をウリにする武術というのは
独自の呼吸法があり、それを用いて練習しないと身体を痛める。

これはなにも秘伝めいた話とかいうわけではなく、
西洋の格闘技でも同様の事が起こるので要注意。

たとえば、空突きやシャドーを行なう。
その際には、強力なパワーが生じるが、発揮したすべてのパワーが解消されるわけではない。

壁に体当たりすれば、反作用で力が帰ってくるのが分かると思うが
空突きだと、実感しにくいもの。

身体に溜め込んだパワーがすべて拳の先から射出されるのなら問題はないが
そんなに効率よくエネルギーというのは消費できるものではない。


つまり、使い切れなかったパワーが
自分の身体のどこかに負担をかけていく・・・ということになる。

使い切れなかったパワーはこの世から消えないというわけだ。
そのポテンシャルエネルギーが身体に属するのか、
重力場というか空間に属するのか、
地球に属するのかというのはかなり微妙な問題で、
私は科学者ではないのでわっかりましぇ〜ん(^_^;)

が。

たいていは腰や背中、膝などに症状が現れる。
これは野球やテニスでも同様。

よって、年をとってからの稽古は
全エネルギーを使い切る・・・動作をよりいっそう心がければ
変なケガや後遺症に悩まされずにすむ!・・・かもしれない。

そう考えたとき、太極拳や意拳というのは、よくよくうまくできているなと感心する。
ゆっくり動くことで、身体に染み付かせていき、
身体への負担もかからないようになっている。

タメを作るとか勢いをつけるための動作は
先の動作に含まれていて、力の流れに無駄もない。

ほんとうに太極拳だけで強くなれるなら
これはすごいことなのだが・・・。
posted by 快傑ビシット! at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月12日

トレーニングを続ける怖さ?

昔から何かをレベルアップさせるために有効な手段として
反復練習が絶対神のように崇められている。
これはスポーツ、勉強、趣味を問わずにだ。

私も反復練習には全面賛成なのだが、実は大きな落とし穴がある。

日本の部活、クラブ、道場・・・すべてといっていいかもしれないが
誰にでも同じ反復練習を強要させることが問題だ。

たとえば、今人気のラダートレーニング。
地面に梯子のようなものを置いて、そこを向きを変えたりステップを変えて移動していく・・・
これによって俊敏性が増す、反射神経、瞬発力が増す!と、聞けば
すごく魅力的に見えるだろう。

実際、これで効果を上げた選手もいるのだから
それなりに信頼のおけるトレーニング法ではある。

その反面、コンディションを崩した選手も多いという。

これはどういうことか?

その答えのひとつに、先ほど挙げた「誰にでも同じ反復練習を強要させる」がある。

指導者が「おお、これはいい!」と信じ込んで
選手達や学生にやらせてしまう図式が見え隠れしている。

ほんとうは一人ひとりの特性に応じたトレーニングにアレンジしなければいけないのに。
時間などの都合もあろうが、迷惑なのは指導を受ける側だ。

しかも、むいていなくても毎日のように繰り返させるのだから
ケガをするのは当たり前。

私見だが、ラダーはごく短期間に集中してやれば効果が出ると思う。
長くやってはいけない。

どういうことか?

人の運動記憶というものは(認知記憶とは異なる)
覚えるまでに時間を要するが、一度覚えると忘れないという特性があるからだ。
繰り返すうちに、神経突起が新たに発芽してシナプスができてしまう。
ニューロンと結合すれば、失われることがない。

これが怖い。

誤った動作や変なクセを覚えてしまうからだ。

各個人、体格や脚の発達具合、もって生まれた運動神経の差がある。
それを無視してみな同じ運動を繰り返させるというのは疑問だ。

もう一つ問題がある。
ラダーで鍛えた能力は、やり続けないと落ちてゆくということ。
プロならよいが、スポーツを楽しみたいという人には
年をとってからの急激な衰えに愕然とする可能性が出てくる。

年をとってもある程度、かなり、すごく動ける・・・これが理想ではないか。
しかもたいして運動もせずに。

こういった身体操作というのは確かにある。

しかし、それはまたちがう話になるので
普通の人は衰えにくい筋肉を有効に使ったり、コンディションを整えておくことを
前提に動きの質を保持していくことを心がけるのが正解だと思う。


では最後にラダーよりも効果のある俊敏性アップのトレーニング法を
紹介しよう。

1 地面に杭を打ち、その上で落ちないようにステップワークをする。
  学校にある古タイヤなどを活用するといいかもしれない。
  ジャングルジムなんか最適。なぜ、中学、高校にない?
  ただし、ムチャクチャ危険(爆)
  ま、すすめられないか・・・(^_^;)

2 ビールケースや段ボール箱をランダムに並べ、その上を飛び越していく。
  この際、ジャンプの仕方を変えていく。
  両膝を抱えたり、挟みとびしてみたり、飛び蹴りだったり・・・という感じで。
  人に見られると狂人扱いされるが・・・(^_^;)
  
正直、ここまでは私が若い頃マジにやっていた鍛錬法だ。
こんなことを本気でやっていると、女の子からは白い目で見られること必至!(爆)
高校の時、好きな子に「バカじゃない?」と・・・。
(いや、これはおまえのためなんだ!)
と、何がおまえのためなのか?は、今もよくわからんが
女性はこういった行為をまったく理解してくれないので注意が必要だ。

だから、やめておいたほうがいい・・・って、紹介になってねえじゃん!
posted by 快傑ビシット! at 10:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月05日

近況報告・・・のようなもの。

最近、縁あってW−SPACK公認のモーションナビゲーター アドバイザーとなりました。

モーションナビゲーター アドバイザーとしての活動も
今後は増やしていきたいと思っています。

モーションナビゲーターとは体の身のこなしや、動作に対する専門家で、身のこなしや動作を改善する方法(動作に対するアドバイス、動作の改善、ドリル、トレーニング、身体調整)を提供し、パフォーマンスをアップさせたり、怪我を減らしたりします。

W‐SPACK(ダブルスパック)はモーションナビゲーターという専門家を全国のスポーツチーム(部活動やクラブチーム)や選手に派遣して、スポーツ選手のパフォーマンスをあげたり、怪我を減らしています。

トレーナーとはちょっと違った、W‐SPACK独自のジャンルの専門家です。


9月19日、午後6時より、マビック静岡にて、セミナーを行なう予定です。

日記を読んでくれていた方は、わかるかと思いますが
市販の書籍には決して載っていない身体操作のコツ、練習法などを披露しますので
時間がありましたら、ぜひ聞きに来てください。

注、今回は武術や格闘技ではなく一般のスポーツ選手を対象のセミナーです。
posted by 快傑ビシット! at 15:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月10日

宮里藍ちゃんから学ぶ太極拳?

とはいっても、宮里藍が太極拳の達人というわけではない。
彼女はゴルフの達人である。←知ってるわ、んなこと!

少し前の報道ステーションに彼女が修造の取材を受けていて
そこで語ったことが非常に面白かった。

世界レベルの選手達はドライバーの飛距離が、もう全然違うことにいらだった藍ちゃん。
私も!と思い筋トレなどをしたものの
逆に全身のバランスが崩れ、スランプに陥る羽目になる。

そんなとき、「自分の長所を伸ばせばいいんだ」とのアドバイスを受け
吹っ切れたそうだ。


そして、彼女が取り入れた練習法が
「太極拳スイング」だ!←藍ちゃんが命名。

テイクバックからスイング、フォロースルーまでを
太極拳のごとく、ゆっくりと・・・実にゆっくりと動かしていくのだ。

ビデオでみると太極拳よりもゆっくりと練習していた。


この練習で、彼女は何をつかんだか?


ここが実に面白い。


ゆっくり動かす中で、自分が辛い動き(または苦手な動き)のときに
自然とその部分だけ、早く動いてしまうのだという。


無理が生じるポイントは、どこかが緊張していたり
身体のバランスに狂いがあったりするのだ。
あとは、そこを意識的に矯正していくだけ。


自分の弱点というか、動作確認において
ゆっくり動くと言う意味の大切さを改めて感じさせてくれた
出色の取材だった。

でかしたぞ、修造!
posted by 快傑ビシット! at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

反射を利用する

反射といっても、ああすればこう動く、こう動くとこう反応してしまう
・・・みたいなものではありません。


これはこれで、合気武術などにうまく応用されているので
信用のおける師について学べば、必ず通る部分です。


今回はいわゆる殺人や失神させるための反射について。

とはいっても、私は当然人を殺したことなどありませんので、
その効果については保証も何もできません。

失神についてはですねえ・・・これは、何度も実験してまして(爆)
保証しますってか、悪用されては困るので
やっぱり濁しますけどね。

ちょっと前に、小学生が失神ゲームなるものを流行らせたことがあったのですが
覚えてます?


あれ、心室細動(心臓のこむらがえりみたいなもの)を強制的に起こさせるもので
心臓などに野球のボールが直撃すると
突然死してしまうことがあるのですが、あれと同じで
とても危険な遊びなんですね。


総合格闘技などでも、マウントポジションになるじゃないですか。
あれだけで、実はとても危険なんですよ。

息を吐いた後に、胸部を圧迫しながら、鼻口閉鎖してしまえば
胸部が拡張できず、静脈血が心臓に帰れなくなってしまう。

実際、こういった殺人方法で次々と殺人を重ねた事件が
イギリスにはあります。
ウイリアム・バークという男が死体が高く売れるという噂を聞きつけ
それだけのために殺人を重ねたという・・・アホな事件です。

ちなみに英語で絞め殺すというのはburkeといい
こいつの名前が残ってしまったんですな。


おっと、どんどん悲惨な話になっている・・・。


話を元に戻すと、「反射」には実にさまざまなものがあって
アシュナー反射、ゴルツ反射、ヘーリングの頚動脈洞反射など・・・

外国語だと違和感がありますが
古武術や中国武術には、こういった反射を引き起こす技が
しっかり残ってるんですね。

意味がわからないだけで。


ま、私が書くのもなんなんでヒマだったら調べてみるのも面白いです。
あくまで、勉強のためにね。
わかる人はわかります。でも、使えるかどうかは別問題ですが。


法医学書を図書館で借りてみるのが一番オススメ(高いし)


あ、これだけは言っておきたいのですが
女性を失神させて・・・ムフフなどということは考えないように!
女性の敵は許さない←おめえが一番怪しいぞ!

思えば、30年以上も、
私はこんなことばかり考えて生きてきたんだなあ
・・・などと、感慨に耽ってみると、実にアホくさいですな(爆)
posted by 快傑ビシット! at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 武術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月11日

合気抑え

では、今回は合気抑えの話です。


まず断っておきますが、合気押さえではありません。
合気抑え・・・です。


押さえ・・・この字で技術解説することが多いのですが
これは、あくまで技の名称ですね。
「手わざ」と大雑把に解釈してもいいでしょう。


対して合気抑えは根元的な部分に触れていく核心的なものといってもいい。
合気は「気を合わせる」ものですから
技としての形式にとらわれないという意味合いで
「合気抑え」です。


合気系の柔術を稽古されてる方は中級レベルになると
合気上げにおいて、手を抑えるのではなく、
抑え切れなくても崩されない持ち方になっていきます。

崩されてしまうと、投げに繋げられたり、反撃のチャンスがなくなるからです。
ま、毎回投げられるのも癪ですしね(笑)


自然に掴み方に工夫を凝らしていくようになる。
わざとソフトにつかんだりとか。


結果、崩されないために手元がおざなりになってしまう。
で、接点のちからがゼロ状態を自ら作ってしまい、餌食になってしまう。


これでは堂々巡りです。


さらに、進歩していくと掴んでいる手の発力点を肩や背中、腰などに移し
なんとか、力のぼやかしを試みる。


でも、真に力のある先生には通じないのではないでしょうか?


今までに書いたことが通じたのなら、その先生に教わるのは時間の無駄ですよ。


さて、それではどうするか?


これが前回書いた「あしたのためにその2」に通じるのですが
身体的な基本は「中心で抑える」「前で抑える」この二つにとどめを刺します。
この身体作りがまたちょっと難しいのですが
悟れば「あっ」という間。


それようの鍛錬法などもありますが
実際に手ほどきしないと誤解されるのでやめておきます。


では、身体作りはひとまず置いて、
「中心で抑える」「前で抑える」を実現するためのコツを特別に?披露しましょう。


これが、段平のおっちゃんが言う「ぶちぬくように!」という意識なのです。
(でも、これが絶対というわけではないですが)


人を持ち上げるとき、持ち上げられる側が意識を下に流すだけで
持ち上がらなくなることはご存知でしょうか?
(これについてはマイミクのkawaさんが動画でも説明されていますので
参考にしてみてください)


さらに、立位体前屈で身体が硬い人などに
ふくらはぎを手で上から下へ数回さすってあげるだけで
柔軟性が増すのですが(これ、すぐにでもやってみてください。効果は保証します)


意識の向きというのが非常に重要になってくる。



「前へ」


ラグビーじゃありませんが、名言です。


でも、これだけでは語れない
もう一つ奥に合気抑えの更なる巧妙さがありますので
次回をお楽しみに!
posted by 快傑ビシット! at 14:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする